中学生社会体験事業の成果について
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1 事業の趣旨
社会体験の機会の少なくなった中学生が,学校教育の一環として,地域の協力を得て,職場体験など様々な体験活動を行うことにより,望ましい職業観をはじめ,他人とのかかわりや思いやり,社会のルール等を学び主体的,創造的に生きていくことができる資質や能力を育成するため,市町村が主体となって,学校・家庭・地域社会の三者が連携を密にしながら行う中学生社会体験事業の実施に要する経費について,予算の範囲内において補助金を交付する。
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2 実施校が取り組んだ主な活動(実施校150校,複数回答)
この事業で,本年度の補助を受けた生徒の人数は9,997人で,そのうち職場体験が83.1%,勤労生産活動が8.3%,伝統工芸体験が1.9%,地場産業体験が0.4%という状況です。伝統工芸体験では,岩瀬町や御前山村等での陶芸体験等が行われた。
| 1 |
職場体験活動 |
83.1 % |
・保育園・幼稚園関係
・病院・福祉関係
・卸売・小売業
・飲食業
・サービス業
・運輸・通信業
・建設業
・その他 |
12.8 %
11.1 %
21.3 %
7.6 %
10.3 %
3.1 %
2.0 %
14.9 % |
| 2 |
勤労生産活動 |
8.3 % |
・農林水産業体験
・製造業
・その他 |
3.9 %
2.4 %
2.0 % |
| 3 |
伝統工芸体験 |
1.9 % |
| 4 |
地場産業体験 |
0.4 % |
| 5 |
その他 |
6.3 % |
【実施中学校数,実施月】 平成13年1月現在
| 教育事務所 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
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水戸 |
1 |
4 |
9 |
1 |
3 |
3 |
8 |
1 |
1 |
1 |
|
県北 |
|
3 |
12 |
|
4 |
2 |
2 |
1 |
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鹿行 |
|
|
5 |
|
2 |
2 |
|
|
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県南 |
|
1 |
24 |
5 |
|
1 |
11 |
2 |
3 |
1 |
|
県西 |
|
2 |
27 |
3 |
|
4 |
1 |
|
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| 合計 |
1 |
10 |
77 |
9 |
9 |
12 |
22 |
4 |
4 |
2 |
※ 県内150校で事業を実施。(単位:校)
【職場体験活動場所】
2病院・福祉関係
・病院,老人福祉施設,福祉課・保健センター,福祉作業所等
3卸売・小売業
・コンビニ,スーパー,スポーツ店,ホームセンター,化粧品・薬局,菓子店,ケーキ屋,肉屋,花屋,ペットショップ,文房具・書籍,自転車店,電気店,ガソリンスタンド,楽器店,釣具店,洋品店等
4飲食業
・食堂,ファミリーレストラン,焼き肉屋,喫茶店,ファーストフード,寿司,蕎麦屋等
5サービス業
・自動車整備業,美容室・理容店,ホテル・旅館,ボウリング場,洗濯店,ゴルフ場,ペット関係等
6運輸・通信業
・郵便局,タクシー,鹿島臨海鉄道,宅急便,放送局等
7建設業
・建設・大工業,建材・ガラス・瓦業,設計・設備業等
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3 実施後の生徒,教師,保護者,地域の方々の主な反応
(1)生徒の声
・体験を通して,あらためて仕事の厳しさや見えない部分の大変さが分かった。自分の進路や将来について,もっと真剣に考えていきたい。(笠間中生徒,職場体験[小売り業]の感想から)
・3日間の体験はつらかったが,新しい自分を発見できて,とても満足した。(茨城町桜丘中生徒,職場体験[町立図書館での図書貸し出し]の感想から)
・看護士になるためには資格も必要だし,たくさんの勉強をしなくてはならないので大変だと思った。それだけにやりがいのある仕事であると思った。(水戸二中生徒,職場体験[病院]の感想から)
(2)教師の声
・実際に仕事を体験することで,人の親切やあたたかさに触れたり,見ただけでは分からない仕事の喜びや苦労を垣間見て,改めて職業を選ぶ重要性を感じていた生徒も多く,貴重な体験であった。(谷和原中)
・不登校生徒も体験活動に参加したことは,今後の援助・指導に大きなプラスになった。(岩井南中)
・社会人としての厳しさ,仕事のやりがいと大変さ,親の存在の有り難さを知る貴重な体験となった。(玉里中)
(3)保護者の声
・帰宅後,仕事の大変さ,事業所の方々の優しさなど,普段あまり会話をしない子が自分から体験の様子を話してくれた。(千代川中父母から)
・まだまだ子どもだと思っていた息子が,一生懸命お客さんと話している姿を見て,たくましさを感じた。(麻生第一中父母から)
(4)事業所の方の声
・中学生のうちは一つに絞らずに,いろいろなことを体験してみてはどうかと考える。また,老人保健施設などにおけるボランティアなどにも積極的に参加してみるのもよいと思う。(谷和原村の受け入れ先事業所の方から)
・これからも,学校内だけでなく学校外へ出て地域の方との交流や体験を通して,人間性を磨いて欲しい。(御前山村の受け入れ先事業所の方から)
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4 事業の成果と今後の課題
(1)成果
・職場体験を通して,希望する職業の内容や働くことの厳しさ,社会の規範意識を知ることができ,それぞれの進路への意識付けに役立っている。
・普段,学校生活の中で行っていること(挨拶・返事・連絡・報告等)が,社会生活の中ではとても重要であることを認識する生徒が多く見られた。
(2)今後の課題
・職場体験の期間を延ばすことや受け入れ先の職場を確保することが難しいが,本年度の成果をもとに,さらに継続・発展させていきたい。
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お問い合わせ先
教育庁義務教育課 指導担当 電話 029−301−5226
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