開館3周年記念展
―日本絵画の精華展 ―



内  容  日本の絵画は,古くより中国から影響を受けながら独自の展開を辿ってきました。桃山時代には城郭や寺院を飾る華麗な障壁画を描いた狩野派・長谷川派をはじめ,平安の王朝古典を復興した土佐派や,装飾的な画風を展開した俵屋宗達,尾形光琳らの琳派など多くの画派が登場しました。
 これらの伝統絵画は,明治時代に至り,維新に始まる圧倒的な西洋文明の流入によって大きな転機を迎えました。西洋画が流行し,日本固有の絵画が形骸化する風潮の中で,国際的視野に立ち,いち早く我が国の伝統美術の優秀性を唱えたのが岡倉天心でした。
 天心の理想を受け継いだ横山大観,菱田春草らは,西洋画の長所も加味しながら伝統絵画を新しく再生させ,その上で,日本絵画の改革と創造に力を尽くしたのです。

見どころ  本展覧会では,開館3周年を記念して,富士美術館が所蔵する作品より,狩野派,琳派など桃山時代の作品から,横山大観ら近代に至るまでの日本絵画の秀作を中心に約50点を展示し,日本画の近代化の足跡を辿ると共に,改めて我が国の風土と伝統に培われた日本画の粋を紹介します。
【主な出品作】
 伝俵屋宗達「春秋草花図屏風」
 伝狩野永徳「瀧小禽図屏風」
 本阿弥光悦(書)「草花図下絵和歌」
 横山大観「夜桜」,上村松園「美人観書」

会 期 等 平成12年10月7日(土)〜11月19日(日)
 休 館 日  毎週月曜日
※10月9日(月・祝)及び11月13日(月)は開館し,10月10日(火)及び11月14日(火)は休館
 開館時間  9:30〜17:00(入場は16:30まで)

入 館 料 一  般 600(500)円
高大生 400(300)円
小中生 200(150)円
※( )内は,20名以上の団体料金
※65歳以上は無料。第2・第4土曜日は,高校生以下の入館は無料。障害者手帳,療育手帳をお持ちの方とその付き添いの方は無料。


  茨城県天心記念五浦美術館
    北茨城市大津町椿2083

    0293−46−5311
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