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平成19年度国際理解教育及び帰国・外国人児童生徒教育研究協議会


協議会の趣旨

 日本語指導を必要とする帰国及び外国人児童生徒の学校生活への適応指導の改善充実を図るとともに,広い視野に立った国際理解教育の推進を図る。

対象者

(1) 日本語指導を必要とする帰国・外国人児童生徒が在籍する小中学校の教員
(2) 国際理解教育について研修を希望する小中学校の教員
(3) 本協議会に参加を希望する市町村教育委員会指導主事
(4) 教育事務所の帰国・外国人児童生徒教育担当指導主事


日時・場所・内容等

(1) 第1回協議会(全体会)
ア 日時 平成19年7月3日(火)

イ 場所 茨城県教育研修センター
      笠間市平町1410 電話0296-78-2121

ウ 日程及び内容

  実践発表

     実践発表者 古河市立総和北中学校教諭 児矢野 康之

     講師 財団法人波多野ファミリスクール学務部長 大蔵 守久

対象管内 日時 場所 内容・日程
水戸・県北教育事務所 平成19年
10月2日(火)
13:00〜16:00
小美玉市立納場小学校
 小美玉市納場444
 電話 0299-48-0430
公開授業
協議
鹿行教育事務所 平成19年
10月4日(木)
13:00〜16:00
神栖市立息栖小学校
 神栖市平泉2780
 電話 0299-92-0514
公開授業
協議
県南教育事務所 平成19年
10月16日(火)
13:00〜16:00
つくば市立竹園東中学校
 つくば市竹園3−11
 電話 029-851-3467
公開授業
協議
ワークショップ
県西教育事務所 平成19年
10月18日(木)
13:00〜16:00
結城市立城南小学校
 結城市城南町1−11
 電話 0296-32-3003
公開授業
協議

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【協議会の様子】


<実践発表「国際理解教育の実践」>
○ 実践発表者 古河市立総和北中学校 教諭 児矢野 康之
   (平成15年度〜18年度 シンガポール日本人学校中学部)

   
                                <シンガポール日本人学校中学部の生徒たち>

 シンガポール日本人学校中学部における国際理解教育の実践【PDF:4KB】

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<講義「意欲をもたせる日本語指導」>
○ 講師 財団法人波多野ファミリスクール学務部長 大蔵 守久

  

 講義の概要【PDF:61KB】

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<ワークショップ(6分科会)>

分科会 内容
A 日本語指導@
  「模擬授業」
  第2研修室(3階)
 協力者:
 神栖市立植松小学校教諭
  山中 文枝
 文部科学省で勧めている「JSLカリキュラム」のトピック型の模擬授業です。楽しく,すぐに実際の授業に使えそうな内容で計画してみました。是非,実際に体験してみてください。
トピック型
 「野菜を育てよう 〜野菜パーティをしよう〜」



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B 日本語指導A
  「教材紹介,教材づくり」
  第5研修室(3階)
 協力者:
 つくば市日本語指導ボランティア
  吉田 麻子
  諸橋 章子
 市販されている,子ども向け日本語教材の一部やつくば市の日本語補習で使われている教材を紹介します。
 また,実際の現場で,どのように教材を使っているか,あるいは,どのような教材を工夫しているかなどについて情報の共有を図る機会にしたいと思います。


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C 英語活動@
  「模擬授業 小学校中学年」
  第3研修室(3階)
 協力者:
 つくば市立九重小学校
  教諭
   松本 善枝
  ALT
    ジョアンナ・ソンヤング・溝口
・身振り手振りをつけて歌ったり,チャンツを導入しリズム に乗って歌ったりします。
・少人数の円になって,ボールを渡しながら簡単な自己紹介 ゲームをします。
・絵カードを使って仲間集めゲームをしながら,センテンス に慣れる活動をします。
・センテンスに慣れるための応用編として,楽しくアクショ ンゲームをします。


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D 英語活動A
   「模擬授業 小学校高学年」
   第7研修室(3階)
 協力者:
 つくば市立竹園東小学校
  教諭
   原 恵美子
  ALT
   ダチョモ・ウィリアム
・ウォームアップとして,チャンツやボールをパスしながら 発音の練習をします。
・絵カードを使って,発話量を意識したゲームをします。(陣 取りゲーム)
・基本的な表現にとらわれずに,見たものを自分なりの表現 で相手に伝えるゲームをします。(Drawing Picture Game)


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E 国際理解教育@
  「実践例 小学校」
  第1研修室(1階)
 協力者:
  (財)国際交流協会
   交流推進課長 岩本 郁子
   カーリー・ボード
   パーコフィー・エイキンス
   パク・ミィジョン
   板橋 国明
   根本 久美子
(財)茨城県国際交流協会のワールドキャラバン国際理解教育講師等派遣事業について授業の事例の紹介
【地球の暮らしを考える】
・オーストラリア,ガーナ,韓国の講師を迎えて,パビリオン形式の国際理解教育
・青年海外協力隊OBによる国際理解教室
・参加型ワークショップによる国際理解教育「フォトランゲージ」







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F 国際理解教育A
  「実践例 中学校」
  第8研修室(3階)
 協力者:
  JICA筑波
  青年海外協力隊茨城県OV会
  元会長 高須 栄二
 前後半で,内容が異なります。参加型ワークショップ形式で,行います。生徒に,どのように国際理解教育を実践していくのか,体験を通して考えてみましょう。

前半:「コミュニケーション」をテーマにしたワークショップ体験
後半:「最悪の兵器を考える」授業の体験


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【参加者からの声】

<実践発表「国際理解教育の実践」について>

  • 今まで,海外の日本人学校でどのような実践が行われているか知らなかったので,大変勉強になりました。国際理解教育は,教師が一方的に教えるのではなく,児童生徒が様々な活動を通して,感じたり,考えたりしながら学ぶことが大切であると改めて思いました。コミュニケーションが希薄化している今,異文化や異国の人々と大いにかかわること,その中で,自国のよさを再認識することがより求められていると思いました。
  • 子ども達が現地国を理解し,また現地での関係づくりを上手に行っていけるようなカリキュラムになっていると思いました。国際理解教育を実践する中で,相手国を理解し,共生すること,日本のよさを伝えていくことを大切にしていきたいと思います。
  • シンガポールでも子ども達の成長のために工夫し,努力し,頑張られている様子がよく分かりました。 「他を認め,他を思いやり,他を尊重する」ことは,人としても,どこで暮らしても大切な考え方だと思いました。言葉にしていただいて再認識しました。
  • 国際理解教育で大切なことは,他の国と交流し共生すること,また,まず,日本人らしさ,日本のよさを伝え,その上で外国を理解することという言葉が心に残りました。
  • 映像の豊富な発表で,シンガポール日本人学校の取組と活動の様子がよく分かりました。子ども達の生 き生きとした表情が,印象的でした。国内でも,年々学校と保護者の相互理解が難しくなっている中で, 「Coffee Morning」の実践は,相互理解を深める場の設定として,日本でも行ってみたいものです。 国際理解教育で大切な「自己理解,自国の理解」「かかわり,関係づくり(コミュニケーション)」,かかわる意欲」について再認識できました。

<講義「意欲をもたせる日本語指導」について>

  • 具体的な指導の手だてがよく分かり,大変勉強になりました。日本語指導だけではなく他の教科指導にも取り入れたいと思いました。
  • 大蔵先生の学習意欲を高める工夫(クマゲジ)には感心させられました。先生の具体物の工夫や話術は,自分のテキストに頼った日本語指導を見直すよい機会となりました。さっそく実践し,子ども達に楽しく日本語を学ばせていきたいです。
  • 日本語の習得過程での指導の仕方が詳しく分かりました。たくさんの教材を見せていただき,とても参考になりました。教材を工夫して,楽しんで学ばせたいと思いました。
  • 具体的ですぐに指導に生かせるものばかりで,とても参考になりました。読解指導,作文指導の仕方は,私が行っていることを意味づけていただいたようでとても整理されてよかったです。子どもの興味関心を動機付けにもっていきたいです。
  • 日本語を習得していくステップに応じた指導が必要なこと,そして,各ステップで学習意欲を高める工夫が大切なことが,具体的で楽しい事例を通してよく分かりました。
  • 講師の先生のアイディアあふれる教材の数々に圧倒される1時間半でした。手作りであれだけの素晴らしい教材をそろえるには,大変苦労があったことだろうと思います。それと同時に,子どもの発達,目線,考え方にあわせて教材づくりがなされていることに感心しました。

<ワークショップ A分科会 日本語指導@ 「模擬授業」>

  • とても豊富な資料で楽しい授業でした。日本語指導の授業というものを初めて見ました。生活科や特別支援の生活単元などとよく似ていると感じました。外国籍等の子ども達に対する学習支援は,言葉を教えることだけではなく,学校生活に適応させるためのトレーニングの大切さを知りました。ありがとうございました。
  • 実際の授業の流れが体験→略案の確認という形でよく分かりました。実際,教室で行われる授業に近い形で日本語指導が行えるという考え方が新鮮でした。
  • JSLカリキュラムの授業の流れを示していただきましてありがとうございました。書物を読んだだけでは,難しさが先に立ってしまいますが,非常に分かりやすく,取り組みやすい授業を見せていただきました。
  • 日本語指導の中でのJSLカリキュラムの位置付け,扱い方や指導の方法等が参加しながら分かりやすく説明されてよかったです。日本語の習得が高まってきたらぜひ取り組んでみたいと思いました。
  • JSLカリキュラムのトピック型の授業は,通常学級の授業の流れに近く,楽しく模擬授業を体験できました。取り出しの授業では,ある程度日本語が理解できていても普通授業では,お客様的な場合も多く,そういった意味では,JSLカリキュラムの必要性を強く感じました。

<ワークショップ B分科会 日本語指導A 「教材紹介,教材づくり」>

  • いろいろな教材を紹介していただき参考になりました。やはり,その児童の実態に合わせて効果的に使 うということが大切だなと感じました。
  • 多くの資料(教材)を用意されて,それぞれ説明があったため,参考になるものがたくさん見つかりました。レベルの違いによって使う資料が違うことやイラストや言葉が外国人には理解できない部分があることも実感しました。
  • 小学生用,中学生用それぞれの教材の紹介だけでなく,実際の活用の仕方や子どもの反応についての話があり,分かりやすかったです。また,教材を手に取って見たり,個別に質問する時間がとられておりよかったです。
  • たくさんの教材やその使われ方を具体的に説明していただき,よく分かりました。チラシや雑誌のふろくなど教材は,自分で見いだしていくことも大切なのだと思いました。
  • 子ども達に興味がもてるような教材を見つけたり,開発したり,楽しい取組を知ることができました。子どもが小さいときのものを利用するなど,身の回りのものも教材として使えることが分かりました。

<ワークショップ C分科会 英語活動@ 「模擬授業 小学校中学年」>

  • 英語に慣れ親しむような活動をたくさん紹介していただきました。土台作りは,楽しくやれることが基本であることを再認識しました。
  • 先生がにこやかに進めていることが一番心に残りました。授業をするのも受けるのも人間,明るく楽しく活動をするためには,先生の表情が大切だと実感しました。ゲームも知らないうちに自然に声が上がるなど没頭できました。
  • 子どもの気持ちが少し分かったような気がしました。よく聞いて理解しようと思うと自然と話に集中できました。
  • ジェスチャーゲームがチーム対抗,時間制限ということで大変楽しいものでした。お二人の先生の表情がとても豊かだったのが,より雰囲気を盛り上げてくれたと思います。
  • ボールを渡しながらの自己紹介や絵カードを使っての仲間集めゲーム,職業のアクションゲーム等,児童も楽しく取り組めるものをたくさん教えていただいたので,今後生かしていきたいです。実際に,自分がやってみて,子ども達の気持ちがよく分かりました。ありがとうございました。

<ワークショップ D分科会 英語活動A 「模擬授業 小学校高学年」>

  • 担任の先生が主導して行うという雰囲気があり,ALTの方がきちんと指導していくということで安心して活動できました。活動も新しいものがあり参考になりました。「身近なゲームを利用して」という言葉に励まされました。
  • 児童の発話量,活動量が多いゲームをたくさん教えていただきました。声を出すこと,動くことによってとても楽しくなりました。たくさんのゲームを紹介してもらったのでよかったです。
  • チャンツ,ボールパスを取り入れたウォームアップから陣取りゲーム,Drawing Picture Gameなど明日からすぐにでも使える活動を教えていただき,大変勉強になりました。英語活動においては,発話量,たくさん発音させることが大事なのだと思いました。
  • くり返しの活動が「楽しく学習する」の原点だと思いました。小学校で英語の初期段階の興味をもたせると中学での学習がスムーズに進められそうだと思いました。
  • 小学校高学年における英語活動について実際に体験することができ非常に勉強になりました。特に,ウォームアップでいかに子ども達を引きつけられるかが重要であると感じました。また,体を動かしながら学習することの大切さが分かりました。

<ワークショップ E分科会 国際理解教育@ 「実践例 小学校」>

  • ワールドキャラバンについては実施したことがありませんでしたが,今回,疑似体験ができ,よかったです。また,「ファシリテーター」がどんな活動をするのか丁寧に説明していただけてよく分かりました。
  • ワールドキャラバンの冊子を見ただけでは,学校で実施するのは,とても大変そうに思いましたが,今日実際に参加してみると全てが計画され,準備されていました。日本人ファシリテーターの授業は,国際理解を通して日本を考えるよいチャンスにもなり,すばらしい方法であると思います。
  • 国際理解を進める上で,参考となるものを見せていただけました。どの国の方も自国を大切にしていることがすばらしいと思いました。
  • ワールドキャラバンの内容がよく分かりました。子ども達にぜひ体験させたいと思う内容でした。学校で他の職員にも伝えたいです。
  • ワールドキャラバンを何回か実施したことはありましたが,また,ぜひやってみたいと思いました。とても楽しかったです 

<ワークショップ F分科会 国際理解教育A 「実践例 中学校」>

  • 楽しい活動を通して,自分とは異なる考え方について知り,異文化について考えることができるということが分かりました。自己理解,相互理解が国際理解教育につながるということを体験で学ぶことができました。
  • 参加型ワークショップの形式で行われたので楽しかったです。何気ない活動の中から,国際理解教育,コミュニケーションについて考えられるよい機会となりました。また,JICAの活動についても知ることができました。
  • コミュニケーションの楽しさを通じて,他者との一体感や自分を表現することの楽しさを感じられる活動をすることが,国際理解の一歩だということを教えていただきました。ありがとうございました。
  • 最初の青年海外協力隊の話から引き込まれました。ワークショップを通して,戦争とは何か,そして戦争のない日本人として何ができるかを考えさせられました。今日の活動は,ぜひ学校でやってみたいと思いました。
  • 国際理解教育について,体験に基づいた話や参加型のアクティビティから実体験しながら感じ取ることができました。国際的に学ぶだけでなく,身近にいる人々とのコミュニケーションを大切にすることからスタートするのだということも学びました。

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