ハートマークお手伝い・ボランティア奨励事業

  「生活体験」,「お手伝い」,「自然体験」をしていることと,「道徳観・正義感」が身についていることとは,高い相関の傾向がみられるといわれています。そこで県では,県内の小学校1年生全員を対象に「おてつだいちょう」を配布し,家庭と学校とが連携して家庭でのお手伝いを奨励することにより,子どもたちに自立心などの「生きる力」や社会性を身につけさせるとともに,家庭の教育力の充実を支援しています。


■実施課  教育庁生涯学習課
目 的  「おてつだいちょう」を活用することにより,家庭でのお手伝いを奨励し,子どもたちの自立心や責任感,道徳心,正義感といった「生きる力」や社会性を育成するとともに,家庭の教育力の充実を支援する。
■実施年度  平成12年度 〜
■対 象  県内の小学校1年生全員

<平成20年度版
   「おてつだいちょう」>

<先生と一緒に「おてつだいちょう」を開く子どもたち昨年度の様子>

▲桜川市立岩瀬小学校


1 事業概要

「おてつだいちょう」の配布と活用
【配 布】
 6月下旬から学校を通して県内の小学1年生に配布
【使い方】
 1)小学校1年生本人が,自分でやってみたいお手伝いを家庭で話し合って記入する。
 2)お手伝いがよくできたかどうかを本人が自己評価して,「おてつだいちょう」に◎などを記入したり,シールを貼ったりする。
 3)家庭では子どものお手伝いに対して,ねぎらいの言葉などをかけてあげるとともに,「励ましの言葉」などを「おてつだいちょう」に記入して,子どもを通じて学校へ提出する。
 4)学校では,一人ひとりの家庭でのお手伝いに対する取り組みに対して,担任の先生が感想などを書いて返却する。

☆ 1)〜4)を繰り返すことにより,家庭と学校とが連携・協力して,子どもたちに 自立心などの「生きる力」や社会性を育む。

【活用期間】
 7月〜3月


2 事業実績/効果
【平成19年度のアンケート結果より】
(1)調査期間 平成19年12月12日〜18日
(2)調査対象 各教育事務所から2校ずつ抽出した計10校の小学校1〜6年生全員(計2,827人),保護者全員(計2,827人),学級担任(計113人),合計5,767人
(3)アンケート調査結果の概要
 ア)主なお手伝いの内容(1年生,複数選択)
  ○食事の準備,後かたづけ(79%)
  ○部屋の片づけやそうじ(37%)
  ○洗濯物たたみ(38%)
 イ)主な成果
  ○実際に使用した1年生の保護者の場合,55%が「子どもをほめるきっかけや機会になった」,24%が「子どもの良い面や新しい面が見つかった」と評価(複数回答)
  ○「おてつだいちょう」の活用により,児童の47%,保護者の20%が,以前より手伝いの回数が増えたと回答(1年生親子)
  ○手伝い回数がふえた児童の47%が,「ほめられるとうれしい」と回答(1年生児童)
  ○1年生の児童の70%,1年生の親の51%が「おてつだいちょう」の活用を希望(1年生親子)
  ○「『おてつだいちょう』を使った方がよい」と回答した親の46%が,「お手伝いをするきっかけになる」と回答
 ウ)子どもの声
  ○「おてつだいちょう」があると楽しい,やる気になる 47%
  ○ほめられるとうれしい 47%
 エ)保護者の声
  ○達成感を持つことができる
  ○お手伝いへの関心が高くなった
 オ)担任の先生の声
  ○家庭での子どもの様子や親の考え方が分かり,指導の参考になった 80%
(4)学校での「おてつだいちょう」の紹介や活用例
 1)学年・学級通信(たより)に掲載した
 2)学級懇談会で話題に取り上げた
 3)朝の会や帰りの会の中で取り入れた
 4)家庭教育学級の中で取り上げ話し合った

3 お問い合わせ先
 教育庁生涯学習課学習支援担当
 電話 029-301-5322