荒川家住宅母家ほか4棟

名称:荒川家母家ほか4棟(平成11年8月23日登録)
所在:下館市甲868
所有者:個人

特徴:下館の中心街である田町の旧国道50号沿いに建つ荒七酒屋の住宅や店舗,蔵など5棟。主屋は木造3階建,モルタル塗りアールデコ調の洋館であるが,3階の屋根は宝形屋根とし帝冠様式的雰囲気を感じさせる特異な外観意匠を持つことから通りのランドマークになっている。また丸い明かり取りの窓や,2階部分に並ぶ窓のリズムにも特徴がある。
 東側には隣接土蔵造2階建の店舗があり,かつては,醤油の醸造が行われ店舗として利用されたが,現在は酒店として活用されている明治期商店街の様子を伝えていることで貴重である。
 3階建洋館の北方背後につながる平屋建ての付属屋(奥座敷・客間)を経て,この奥にある内蔵には,奥座敷壁面に県内では珍しい松と鶴の鏝絵仕上げがなされるなど,丁寧な造りの蔵である。また,敷地の東北端には大谷石による2階建石蔵がある。

名   称 登録番号 構    造 建設年代
荒川家住宅主屋 第08-0007号 木造3階建,瓦葺,139u 昭和8年
荒川家住宅店蔵 第08-0008号 土蔵造2階建,瓦葺,99u 明治40年
荒川家住宅付属屋 第08-0009号 木造平屋建,瓦葺,50u 大正初期
荒川家住宅内蔵 第08-0010号 土蔵造2階建,瓦葺,50u 明治初年
荒川家住宅石蔵 第08-0011号 石造2階建,瓦葺,83u 明治42年

戻る