| 橋本旅館主屋ほか1棟 | ||||||||||||
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| 名称:橋本旅館主屋ほか1棟(平成14年6月25日登録) 所在:桜川市真壁町大字真壁410番地 所有者:個人 特徴:橋本旅館は,新宿通りと桜井地区に通じる道路とその交差点の北東角に位置する。主屋の玄関は新宿通りに面しており,その背後に小規模な土造が現存する。 主屋(旅館)は,仁瓶家に残された資料や古写真によって,昭和4年5月に上棟,同10月に竣工されたことが判明した。土蔵の建設年代に関しての資料は存在しないが,同家の伝聞や小屋組の形式,部材の古さなどから明治期であると考えられる。 仁瓶家の資料によると,橋本旅館の歴史は江戸時代末期にまで溯る。当時,この地には代々医業を営む仁瓶家4代目のかつての屋敷があったが,下総国栗橋(埼玉県栗橋町)出身の松蔵が敷地を借りて旅館を開き,妻の実家の「橋本屋」を称したのが最初とされる。松蔵はやがてかつの養子となった仁瓶家5代目を継いでいる。以降,代々旅館の経営にあたり,当主で10代を数える。 橋本旅館は,新宿通りの街並み景観を構成する重要な遺構である。特に主屋は,外観に改装が目立つといえ,昭和初期の典型的な旅館建築であり,江戸末期から続く橋本旅館の歴史を今に伝えている。また,土蔵は,小規模ながら明治期の典型的な建物として貴重である。 も明治期の建設と考えられる貴重な遺構であり,保存状態も良い。2棟の土蔵も重厚かつ本格的な造りであり,薬医門と築地塀も古式を留め,真壁の歴史的景観に重要な役割を果たしている。
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