国指定文化財 天然記念物

   おおどのさくら
大戸のサクラ

          
指定年月日 昭和7年7月23日
所在地 東茨城郡茨城町大戸1539
管理者 斉藤和昭
    ヤマザクラの巨木として全国的に著名。
 1938年(昭和13)の「茨城県史蹟名勝天然記念物調査報告書」に、「本樹は赤芽の山桜の老大株にして、約3反歩の広場の中央に立ち、幹枝の腐朽せる部分少なからず。
 根元より大小多数の枝を出し、其中北側及南側の二大枝は上方に伸び、共に支幹を成せるが、北側の枝は地上約6米にして折れたり、全株の根元の周囲約10米40 地上1.5米の幹囲約9米50」とある。
 花期は4月20日頃、花は白色で直径約3cm。
 幹にはイヌツゲ、ツルマサキ、テイカカズラ、ヤマノイモ、ノキシノブ、シラカシ、ヤブコウジ、ケヤキ、地衣などが着生し、南側の支幹からカエデの若木が発生して、上方でこの木の枝と交錯している(天然記念物事典)。
 樹名を「源八桜」と称した。
 「東茨城郡誌」(下巻)に「人呼んで源八桜といふ。其地主が斎藤源八氏なりしに依る」とある。
 また最近の調査によれば、本樹はシロヤマザクラで樹齢は500有余年、往時の枝のひろがりは373uの地を覆ったが、最近は急に樹勢が衰えて幹は朽ち枯れて、昔日の面影はなくなったという。(斎藤喜八郎「調査報告 天然記念物大戸のサクラ」)


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