| 国指定文化財 史跡
ひらさわかんがいせき |
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| 奈良・平安時代の郡の正倉と推定される、地方官衙の代表的遺跡。 平成5、6年度に歴史公園として復原整備するための資料収集を目的に発掘調査を実施。 東西 200m、南北 160mの調査範囲内で、地面に方形の大きな穴を掘り、柱を すえた掘立柱建物跡を55棟分を確認。 うち約3分の2が高床式倉庫と想定される総柱式建物跡で、建物方向(方位)が2つに分かれるものの、それぞれの中で整然と配置されている。 一部の柱穴からは炭化米が出土しているが、土器、瓦等の出土は少ない。 掘立柱建物跡のほかにも一度地面を掘ってから、たたきしめながら土を戻して基壇を盛り上げ、その上に建物の柱をすえる礎石が置かれた礎石建物跡基壇跡も4基発見したが、石が全て移動していたため建物の規模などは不明である。 その他には東南部と北部などで柵列跡が数列確認され、建物跡群とともに上幅3〜4m,深さ2mほどで、断面が逆台形の大溝跡に北と西を囲まれていた。 これらの建物跡、大溝跡、柵列跡は出土遺物や方位、あるいは古墳時代後期の竪穴 住居跡(25軒)を壊して作られていることから、奈良・平安時代の8〜11世紀に造営されたもの考えられる。 またこれらは一般集落のものとは考えられず、大溝に囲まれて総柱式建物跡(高床式倉庫)が規則正しく並んでいることや周辺の遺跡分布から、古代律令制下の筑波郡役所(郡衙)跡の一部(正倉域=税である稲を保管した倉庫群。 他に政務を行った郡庁や国司等が宿泊した館等がある)と推定される。 |
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