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古墳時代の5世紀末から6世紀頃(1,400〜1,500年前)に操業していた埴輪製作遺跡である。原料の粘土採掘から形を作り,焼き上げるまでの一貫した遺構と工人たちの住居跡がともに発見され,埴輪製作の実態をよくうかがわせ,古墳時代後期の埴輪製作所跡としてその学術的価値は高い。
昭和40年から平成3年まで20回に及ぶ発掘調査を実施した結果,粘土採掘坑跡25箇所,工房跡12基,窯跡19基,住居跡2基,溝跡などの遺構が確認されている。遺構からは,人物・馬・円筒などの埴輪が多数出土し,工人たちの使用した土器類や鉄器なども発見されている。昭和44年8月に国の史跡指定を受けたが,その後の周囲の調査により,遺跡が広がっていることが分かり,南側一帯が昭和60年8月に追加指定を受けた(指定面積18,514u)。 |