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国指定文化財 無形民俗文化財
つなび

綱火

 「綱火」は、あやつり人形と仕掛花火を結合させ、空中に張り巡らせた綱を操作し、お囃子に合わせて人形をあやつるもので、高岡流と小張松下流があります。
 高岡流綱火は「あやつり人形仕掛花火」の別名があります。
 村の愛宕神社祭礼の8月下旬頃に奉納されます。その演技は、地上5間(約9m)から8間(約14.4m)の高さの空中に張った親綱を基とし、縦横に張り巡らせた数十本の綱の操作により数個の人形で空中において人形芝居を演じます。この人形と他の付属舞台に花火をつけ、その所作毎に花火を変化させつつ芝居場面を展開させるものです。
 この綱火の起源について、確かな記録は残っていませんが、慶長年間愛宕神社祭礼当日黒蜘蛛と赤蜘蛛の空中での巣作りをみて、その動作から暗示を得て、藁で人形を作り、空中で演技をさせるようになったということです。
 その後このあやつり人形にたいまつや提灯をつけるようになり、火薬の伝来とともに花火の製造技術を研究し、人形に取り付けて神社に奉納し、村内の安全を祈願したといわれています。
 小張松下流綱火は「三本綱からくり花火」とも呼ばれています。戦国時代末「小張城主松下石見守」が戦勝祝い、また一説では火伏の祈願のために考案したものと伝えられています。
 当時石見守は火縄銃の火薬師であったといわれ、石見守は自らこのからくり花火を考案し、その名を自分の姓をとって「松下三本綱火」と名付けました。そしてその部下であった大橋吉左衛門に、その秘法を後世に伝えさせ、その後毎年村内愛宕神社の祭典8月24日に豊年満作を祈願して行われるようになりました。
 「東西・・・・綱先のことならば、しそんじの程平に御容赦先ずはそのため口上・・・・・」と古風な口上が述べられた後、大太鼓・小太鼓・つづみ・笛・鉦の囃子方によるにぎやかな囃子に幕を開けます。

 

 

綱火

 

指定年月日 昭和51年5月4日
所在地 つくばみらい市
管理者 綱火保存連合会
制作時期 戦国時代末期

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