国指定文化財 考古資料

 どういん(つけたり いんすいちごう)
銅印(附印笥1合)

   
指定年月日 昭和29年3月20日
所在地 那珂市静9
管理者 静神社
製作時期 平安時代
    縦4.91cm、横4.94cm、高さ6.21cm。
 印面は方形、鈕は鶏頭状の苔鈕に造り、鈕穴を付ける。
 銅質はたいへん良く、保存状態も良く、鈕に土中色を残している。
 印文は、楷書で「静神宮印」の4文字を、2字ずつ2行に配し、4周に輪郭を施している。
 印面ば平滑でなく整斉を欠くが、印文には風趣があり、平安時代神社印中の秀作の1つである。
 この印は、1667年(寛文7)に、徳川光圀によって神宮寺が分離された際、改築造営に伴う土木工事によって、境内のヒノキの下より発見されたものである。
 印笥はこの印を納めるためのもので、銅印発見を喜んだ光圀が寄進したものである。
 縦6.8cm、横6.7cm、高さ9.8cm。
 黒漆塗り。
 発見の事情が、金蒔絵で記されている。



○ 種類別一覧表へ戻る ○ 市町村別一覧表へ戻る