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国指定重要文化財 工芸品
うめたけまきえくら(つけたりしでまきえいぎいっそう)

梅竹蒔絵鞍(附四手蒔絵居木一双)

 欅(けやき)の木地に黒漆(くろうるし)を塗り、その上に蒔絵と平文(ひょうもん)で装飾した鞍で、現在知られている限りの蒔絵の和鞍(わぐら)の中で最も古いものです。装飾は、前輪(まえわ)と後輪(しずわ)の外面に竹枝(ちくし)と梅枝とを、内側には竹枝のみを、金蒔絵で描いています。梅花は錫平文(すずひょうもん)と考えられます。居木(いぎ)の表面には、黒漆地(くろうるしじ)に榊(さかき)と四手(しで)の金蒔絵を施しています。前輪・後輪の縁には、銅製鍍金(ときん)の覆輪(ふくりん)を付け、爪先にも、猪の目透かしの金具を付しています。手形はなく、前輪の表側に、海部(うみぶ)と磯部(いそぶ)の区別のない鞍である海なし鞍です。
 社伝では、『吾妻鏡』の建久2年(1191)12月26日の条に記されている源頼朝寄進の軍陣鞍(ぐんじんくら)としていますが、通常の軍陣鞍とは様式を異にしており、おそらくは、流鏑馬(やぶさめ)の様な神宮の祭事に際して用いたものでしょう。

 

地図

 

梅竹蒔絵鞍(附四手蒔絵居木一双)

 

指定年月日 昭和34年6月27日
所在地 鹿嶋市宮中2306-1
管理者 鹿島神宮
制作時期 鎌倉時代

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