国指定文化財 建造物
さかのけじゅうたく しゅや・おもてもん
坂野家住宅(主屋・表門)
指定年月日
昭和43年4月25日
所在地
水海道市大生郷町2037
管理者
水海道市
制作時期
18世紀初め
主屋居室部の土間は豪農の家に相応しく、木割の大きい柱・梁で構成された構架は豪壮で意匠も優れている。
「ひろま」前面の柱間三間は「れんじ」と呼ばれる蔀戸が吊られ、その上は欄間である。
また、19世紀中頃増築された座敷は、南から「一の間」「二の間」「三の間」と呼ばれ、「一の間」には床・棚があり、「二の間」との境には透かし彫りの欄間を入れ、長押には釘隠しを打つなど、豪農住宅の客室としてよく整っている。
表門(薬医門)は、本来武家屋敷に設けられることを考えると当時の坂野家の格式の高さが偲ばれる。
坂野家は1ヘクタールに及ぶ広大な台地全面を敷地として、正面南に表門と塀を廻し、側面及び背面には竹垣を巡らしている。
主屋居室部は18世紀初め頃に造られた大型住宅として、それ自体珍しいものである。
さらに、座敷部は19世紀になって接客用の本格的な座敷として造られており、大型住宅の発展過程を知ることができる。
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