国指定文化財  建造物

かしまじんぐうほんでん・はいでん

鹿島神宮本殿・拝殿
・へいでん・いしのま(つけたり、むねふだ2まい)
・幣殿・石の間(附 棟札2枚)

  指定年月日 明治34年3月27日
(昭和29年9月17日)
所在地 鹿嶋市宮中2306-1
管理者 鹿島神宮
制作時期 江戸時代初期
    本殿は三間社流れ造り、石の間は桁行き2間、梁間1間、幣殿は桁行き2間、梁間1間、拝殿桁行き5間、梁間3間、いずれも1619年(元和5)、幕府の大棟梁鈴木長次の奉行になるものである。
 拝殿の後方に幣殿を凸字形に建て、その後方に石敷きの「石の間」と呼ばれる渡り廊を隔てて本殿に接続する一種の複合社殿である。
 本殿は正面の間口を3間とする三間社で、前面の庇は身舎と同じ高さに床を張り建具を入れて室内に取り込み、さらに前面に1間の向拝を付している。 柱状の組物と出組とし中備えに蟇股を置く。軒は二軒である。石の間は出三斗で一軒、幣殿・拝殿は柱を角柱とし、組物は出組、二軒で屋根は入母屋造りとする。
 本殿・石の間は漆塗りで柱頭や組物などには華麗な極彩色が施されているが、幣殿・拝殿は白木のままである。
 鈴木長次の手による江戸時代初期の複合社殿の代表的なものである。



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