国指定文化財 絵画
けんぽんちゃくしょく じゅうろくらかんぞう
絹本著色 十六羅漢像
指定年月日
大正6年4月5日
所在地
龍ケ崎市若柴町866
管理者
金龍寺
制作時期
14世紀前半
絹本着色十六羅漢像16幅は道元が宋から請来し、1249年(建長元)1月1日、永平寺で羅漢供養を行ったとき、瑞花が現れ、「当山の禅法興隆の端兆である」と記す道元筆と伝えられる『羅漢供養記』が添えられ、『羅漢図讃集』にも収録されている。
寺伝によると、のち鎌倉建長寺開山の蘭渓道隆に贈られ、執権北条氏を経て、新田義貞の手中に帰したものだという。
羅漢図の表現は、繊細な描線で謹直に描かれ、特に服飾にみられる諸色金泥をもちいた精巧な文様が特色である。
概して描法は和風化されている。おそらく道元請来本を転写したものであろう 本画は、新田義貞が執権北条高時を滅ぼした1331年(元弘元)頃の14世紀前半の制作と思われ、16幅揃った羅漢図の古作として当地きっての遺作であり、美術史的価値は高く評価されている。
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