県指定文化財 彫刻
もくぞう にょいりんかんのんざそう
木造 如意輪観音坐像
指定年月日
平成7年1月23日
所在地
常総市豊岡町乙2002
管理者
法性寺
制作時期
1372年(南北朝時代)
この如意輪観音坐像は、当市法性寺の本尊で、法性寺は浄土宗第7祖である聖冏上人(1341〜1420)開山の寺といわれている。
この坐像は寄木造・玉眼嵌入・漆箔の半等身六臂像であり、六臂の配置・座り方・立て膝あるいは上半身と下半身のバランスなどにしっかりした全体的構成を見ることができる。
背内部の空洞から発見された墨による銘記からは、この坐像が「きんあみだぶつ」「こんあみだぶつ」と呼ばれる2人から依頼され、仏師の加賀坊長慶により造られたものであることが判明している。
銘記には、依頼主の2人が上野国佐貫庄青柳(現在の群馬県)に住んでいること、仏師はこのとき45歳で同国世良田に住んでいることも記されている。
頭部内の空洞には「きんあみだぶつ」が長慶に宛てた手紙も納められていた。
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