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この樹は,曙町住宅街の南よりの所にある。
ここはかつて室崎神社の馬場先で,道祖神も祀られている。
グミは焼くと人の焦げるような悪臭があることから,村内に邪霊・悪鬼の侵入を防ぐ意図で植えられたものと考えられる。
宅地造成時,この樹を伐採しようとして怪我人がでた。
それを仏の祟りと受け止めて作業を中止したという。
ナツグミは関東・静岡県に分布する落葉低木で,もともと大きくなる種ではない。
しかし,胸高周236+57+34cm,樹高10mはまさに驚異的で,誰一人として驚嘆の声を上げぬ者はない。
春に花が咲いて,初夏に赤く熟すのでナツグミの名が出た。
果実は大きく食べられる。果柄は2〜5cmと長い。
ビックリグミはこれの園芸種。
アキグミと混同されやすいが,これは成熟は秋で,果実は小さく葉腋に集まってつき,食べると渋い。
絶対大木にはならない。 |