 |
|
諸川城主甘露信濃守が長宮神社を再建し、そこで行われる夏の祭礼に祇園ばやしが登場したのは、1438年(永享10)頃のことである。
五穀豊穣・災厄防除・悪疫退散の祈願を込めて奉納されたもので、その昔、加波山神社の祭礼にも奉楽されたことから、明治年間まで「加波山ばやし」と呼ばれていた。
約560年前よりこの地に伝承されてきたはやしは、安永年間(1772~80年)東山田五味蔵(米倉)在住の神楽奉人によって伝えられ、今日に至った。
第2次大戦前より衰退の一途をたどり、1960年(昭和35)頃までは老人の慰安として受け継がれてきたが、その後青年の目覚めるところにより復活した。
現在7支部(諸川・駒込・宿・米倉・恩名・瀬戸屋敷・下内)が活躍している。
「通り神楽」・「こしゃぎり」・「ぬけばち」・「きりん」などの曲を大太鼓・つけ太鼓・つづみ・笛によって軽快なリズムで合奏する。 |