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大串稲荷神社の祭礼に,江戸時代中期頃から氏子たちが年番を決め,無病息災・五穀豊穣等を願って,「ささらばやし」を奉納したのが起源とされる。
ささらは,底なし舞台の中で,竹竿の先に付けた獅子頭を繰り舞わせる棒ささらである。獅子は雄獅子・雌獅子・子獅子の三体からなり,囃方(はやしかた)の大太鼓・小太鼓・鉦・笛・唄に合わせて,獅子舞を演じる。内容は,はぐれ子獅子を親獅子が探し求める悲しい場面や,親子が巡り合って互いに喜びあう場面などがある。
棒ささらは本県の水戸・石岡地区に集中し,他県には見られない民俗芸能で,全国的にも珍しい。
文化庁選択芸能(昭和48年11月5日)。 |