県指定文化財 工芸品

せきぞう   くじゅうそうとう
石造 九重層塔

     
指定年月日 昭和44年12月1日
所在地 かすみがうら市牛渡3902
管理者 宝昌寺 小松崎徳之
製作時期 室町時代初頭
    総高350センチメートルを計り,石材は花崗岩を使用している。
 面取りされた初重軸部は安定しているため,全体に安定感をもたせている。
 屋根の勾配は急で,軒を厚くして緩やかに軒反りを見せる。各重軒裏に二重の垂木型をつくっている。
 相輪受座に請花を刻み,露盤を円形に角取りして,相輪を載せている。宝珠は端整である。
 全体の調子を硬くしているのは,各層の軸部が大きく,軒厚に合わせているためであろう。
 1414年(応永21)に建立された小田家八代孝朝の供養塔と伝えられる。



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