県指定文化財 工芸品

わにぐち
鰐口

      
     指定年月日 昭和33年3月12日
所在地 潮来市上戸624
管理者 観音寺
    鰐口は社寺の軒下に掛け、前に垂らした網を引いて祈願のため打ち鳴らす日本独特の鳴器である。
 この寺の鰐口には「上福寺願主内蔵国安観応三年五月十八日」と紀年銘があるから、南北朝時代の1352年に内蔵国安が領主となって奉納したことが明らかである。
 鰐口の直径が29p、最大の厚さが9pの銅製で、両面とも内・中・外に三本線で区別され、綱のあたる撞座は無紋である。
 中央部の盛り上がりは厚く、耳は薄く一部欠けているが、県内でも屈指の古い鰐口である。



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