県指定文化財 建造物

きゅうとりでしゅくほんじん(そめのけじゅうたく、しゅおく・どぞう)
旧取手宿本陣(染野家住宅、主屋・土蔵)

指定年月日 平成8年1月25日
所在地 取手市取手2-16-41
管理者 取手市
製作時期 江戸時代後期

   17世紀後半、取手宿は水戸街道が整備されると利根川の渡船場に隣接する重要な宿場となって発展し現在の取手市の基礎となった。
 染野家は代々取手宿の名主であり、1687年(貞享4)に水戸徳川家より本陣を命ぜられた。
 現存する主屋は1794年(寛政6)に焼失し、翌年直ちに復興したものである。
 寄棟茅葺、桁行19m、梁間13.3mの大型民家のつくりであるが、式台玄関の上部には重厚な入母屋破風を設け、風格を保っている。
 内部は本陣部分と染野家住宅部分がわかれており、玄関正面のなかの間を左に折れると三間つづきの座敷がある。
 奥は書院造りの上段の間となり、格式を重んじて次の間との間に7寸の段差が設けられている。
 敷地内にのこる歌碑は、第9代水戸藩主徳川斉昭の詠んだ歌を自然石に刻んだもので江戸屋敷から届けられた。


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